世界各国では多くのゴルフトーナメントが開催されています。この記事では、日本でのメジャーなトーナメントについて解説しています。
国内男子四大メジャー
まずは国内男子四大メジャー大会を1つずつ見ていきましょう。
日本オープン(日本オープンゴルフ選手権競技)
日本で最も有名な高いともいえるのが日本オープンです。日本オープンは1927年から開催されており、毎年10月に開催されています。
日本オープンは最大120名の選手が参加するビッグイベントであり、前年度JGTO賞金ランキング上位20選手や関東・東北を除く各地区のオープン選手権の上位選手、各地区オープン選手権の上位成績者、日本アマチュアゴルフ選手権の上位成績者などに出場資格が与えられます。
開催コースは全国各地の名門コースから選ばれ、毎年開催地が変更となるのが特徴です。
日本プロ(日本プロゴルフ選手権大会)
1926年にスタートした日本プロは、プロゴルファーが出場できる日本最古の大会であり、毎年5~7月に開催されています。
これはプロ向けのトーナメントであり、国内メジャー大会の優勝者やチャレンジトーナメントの賞金ランキング上位者、予選通過者など、計144名が参加します。
日本ツアー(日本ゴルフツアー選手権)
日本ゴルフツアー選手権は2000年に始まった新しいトーナメントです。
このトーナメントには、ツアートーナメント賞金ランキング上位者や、メジャーの優勝者、各トーナメントの優勝者など計129名が参加します。
日本シリーズ(ゴルフ日本シリーズ)
日本シリーズは1963年から毎年12月に実施されてきた大会であり、毎年そのシーズンの最終戦として行われます。当初は公式戦大会優勝者5名のみでの開催であり、プロゴルファーのみが参加できる大会でした。
しかし、2007年に石川遼選手が高校生アマチュアとしてツアー優勝したことがきっかけで、より多くの選手が参加できるようになりました。
現在では現在ではそのシーズンの日本ツアー優勝者や賞金ランキング上位20選手など、計30名の選手が出場します。
国内女子四大メジャー
次に国内女子四大メジャーを見ていきましょう。
ワールドレディスチャンピオンシップ(LPGAウィメンズ チャンピオンシップ)
ワールドレディスチャンピオンシップは、1973年に日本テレビが開局20周年記念としてワールドレディスゴルフトーナメントを開催したのがきっかけで始まりました。
ワールドレディスチャンピオンシップは毎年5月のゴールデンウィークごろに実施され、計120名が出場します。
日本女子プロゴルフ選手権大会(コニカミノルタ杯)
日本女子プロゴルフ選手権大会は、日本女子オープンと同じく1968年から開催されているトーナメントであり、毎年9月に開催されます。
毎年ゴルフコース、開催都道府県を変更して行うサーキット方式となっており、賞金総額は2億円と、国内女子のトーナメントとしては最大額となります。
日本女子オープンゴルフ選手権競技
日本女子プロと同じく1968年にスタートしたのが日本女子オープンゴルフ選手権競技です。2001年以降は9月下旬から10月初旬に実施されており、コースおよび開催都道府県は毎年変更されます。
出場選手はアマチュアゴルフ選手権の優勝者や賞金ランキングの上位者、そのほか男子の日本オープンと同じくドリームステージを含む予選会を勝ち抜いたゴルファーとなど、計120人となります。
LPGAツアーチャンピオンシップ
LPGAツアーチャンピオンシップは1979年にJLPGAレディーボーデンカップとして開催されたのが始まりで、毎年11月に開催されています。シーズンの最後に開催されることから日本の最優秀女子ゴルファー決定戦とも位置づけられています。そのため、出場者も同年のLPGAツアー優勝者や賞金ランキング上位者などに限られます。